注:あくまで自らもHSP当事者の目線での一見解です。
そもそも新型うつは「うつ病」なのか?
最近よく言われているパートタイムうつ(新型うつ)。
私はそういう症例に悩まされることは無いのですが、これはHSPの人の事なのではないかな?と最近感じるようになりました。
新型うつは怠け病とか詐病とか言われていますが、少なくともそうではないと思います。
私が感じてきた感覚だと、これは最近新しい気質の概念として認知されてきた「HSP」の変性型「HSS型HSP」によるものではないでしょうか。
HSS型HSPとは?
それではHSS型HSPとは何でしょう。
これはいろいろなホームページで紹介されているので、その一つを貼っておきます。
この中でも述べられているように、実際にうつ病を併発してしまう人もいます。
ただ、初期にはうつ病というよりは抑うつ状態であったり、何となく気が乗らない(会社に行く時だけ)などという状態かもしれません。
うつ状態とは言うものの
しかし実際は元々が社交性が高く、いわば遊び上手な気質があるためプライベートは大体充実、かもしくは超充実しています。
つまり「遊びの時だけ元気になる」と見られてしまうわけです。
そのため、会社ではうつ状態だからといって、やみくもな診療や投薬は拗らせてしまう原因にもなるのではないかと感じています。
また、私もそうですが発達障害を併発している場合はさらに状況が複雑化し、生き辛さやしんどさを抱いている人も多いかもしれません。
こうなると、もはや勤め人より独立してクリエイティブな仕事をした方が向いていると思います。
私が抱く実態像
私の感覚では、こういう人たちは遊びの時にだけ元気になるのではなく、
むしろ常に元気なのだと思います。
通常の人よりエネルギーが多く、明るく社交的。
しかし根っこが繊細(HSP)であるため環境の悪影響(職場の雰囲気や高圧的な上司の叱責など)を受けやすく、それによりパフォーマンスが落ちてしまう。
よって結果が出にくく、元気をなくしてしまうのではないでしょうか。
私はそういう風に見ています。
最後に
まずは自分の立ち位置について正しい認識を持つことだが大事だと思います。そして「絶対に」自分を責めないこと。
うつ状態の状況で自責に駆られると一気に落っこちてしまいます。
そして、状況を把握したら折り合いをつけるためにどうすればいいのかを考えましょう。
そもそも明るく社交的、あるいは社交上手であるという点は何よりもハンディキャップより武器と見るべき美点です。活かせる個性を生かして道を拓けるのも持って産まれた者の特権だと思います。
一つの考えに固執せず、広く世界を見てみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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